カットモードとは?
こんな感じで、モブキャラの頭に表示されているルーレットがカットラインに合うタイミングでボタンを押していき、ダメージを与えていくモードになります。
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カットラインの角度や、ルーレットの速度・回転方向はパラメータで変更可能となっており、モブキャラが持つ知識の重要度などによって難易度を調整しています。
オープンワールド上のキャラの位置を引き継いでいる
カットモードに入ると、プレイヤーとターゲットとなったモブキャラの2人のみが表示される世界に移動します。
移動後でも、オープンワールド上のキャラクターの位置関係を保ったままに別世界に移動するようになっており、遠くのモブキャラをターゲットにした場合や、右向き、左向き等の関係が別世界に引き継がれます。
つまり、モブキャラの左サイドからカットモードに入った場合は、下記のように、ルーレット画面も左側になるし、アニメーションも全て左サイドからアプローチするようなアニメーションとなります。
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実は、結構こだわって作った部分で、オープンワールドの位置関係を保持していないと、意外と違和感があった為、ここまで作りこみました。
位置関係を保持したまま、適切なカメラ位置を求める部分等は、全てBPのロジックとして組んでおり、全体的にスパゲッティになっています。
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実はNiagara使ってます!
ルーレット画面でボタンを押したタイミングで、ナイフでカットするエフェクトが表示されますが、ここにNiagaraを使っています。多分、UE史上で一番効果的に使えていないNiagaraの使い方です。
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回転するカーソルの角度に合わせて、以下のようなBPでNiagaraのエミッターを移動させています。
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カット失敗時
提出作品の動画に収録できなかったのですが、カットモードで必要なダメージを与えることが出来なかった場合は、モブキャラは頭をガードする格好となり、主人公は立ちつくすというアニメーションになります。
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その後、「開頭失敗!」と表示されます。
ぷちコンのお題である「かいとう」という文字を表示している唯一の場所なのに、ここを動画に収録しないなんて・・・
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開頭失敗すると、モブキャラは危険を察知した為に警察署に駆け込んでしまいます。
UE4ぷちコン振り返り記事はこれで終わり
今回、二度目の参加となるUE4ぷちコンですが、本当に学ぶべき点が多かったと思います。
目標があって、締め切りがあるってのは凄く大切な事で、今後もぷちコンに参加させて頂きながら、色々な経験を積んでいければと思います。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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